皆さん、こんにちは!

前回の記事では「リズムの歌い方」についてご紹介しました。今回はその応用編として、「8Beatなどのリズムパターンをしっかり歌うこと」をテーマにお話ししていきます。

ドラムを練習していると、つい手足の動きばかりに意識が向きがちですが、実はリズムパターンを“歌える”ようになると、演奏の理解度や再現性が大きく向上します。

それでは早速見ていきましょう!


◆ 8Beatの歌い方

まずは基本となる8Beatからです。

今回は以下のように各パーツを言葉で表現します。

  • ハイハット → 「ツッ」または「チッ」
  • スネア → 「タッ」
  • バスドラム → 「ドッ」

また、音が重なった場合は次のルールで歌います。

  • 手と足が重なった場合 → 足(バスドラム)を優先
  • スネアとハイハットが重なった場合 → スネアを優先

さらに、8分音符の流れを意識するために、小さい「ッ」をしっかり入れて歌います。

パターン①

基本的な8Beatパターンの場合、

「ドッ ツッ タッ ツッ ドッ ツッ タッ ツッ」

と歌います。

この歌い方によって、8分音符の流れとアクセントの位置が自然に身につきます。


パターン②

別の基本パターンでも、実際に歌うと同じく

「ドッ ツッ タッ ツッ ドッ ツッ タッ ツッ」

となります。

なぜなら、重なっている箇所をすべてバスドラム優先で歌うと、

「ドッ ツッ ドッ ツッ ドッ ツッ ドッ ツッ」

になってしまい、8Beatらしいニュアンスが失われてしまうからです。

そのため、この場合もスネアの存在をしっかり表現する歌い方が有効になります。


パターン③

スネアが入っていないパターンの場合は、

「ドッ ツッ ドッ ツッ ドッ ツッ ドッ ツッ」

と歌うことで、そのリズム感をそのまま表現できます。

このように、パターンごとに適切な歌い方を覚えることで、さまざまなリズムを言葉として理解できるようになります。


◆ さまざまな8Beatパターンを歌ってみよう

少し発展した8Beatパターンでは、歌い方にもバリエーションが生まれます。

先ほどのルールに従って考えると、例えば次のような歌い方ができます。

パターンA

「ドッ ツッ タッ ドッ ドッ ツッ タッ ドッ」

パターンB

「ドッ ツッ タッ ツッ ドッ ドッ タッ ツッ」

パターンC

「ドッ ツッ タッ ドッ ツッ ドッ タッ ツッ」

パターンD

「ドッ ドッ タッ ドッ ドッ ドッ タッ ドッ」


◆ 練習のコツ

練習中は、慣れるまで必ず声に出して歌いながら叩いてみましょう。

最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、続けていると意外なほど早く効果が現れます。

やがて声に出さなくても、頭の中で自然に歌えるようになります。

さらに、

  • 「ドッ」と思ったら足が反応する
  • 「ツッ」と思ったら右手が反応する
  • 「タッ」と思ったら左手が反応する

という状態になってきます。

ここまでくると、初めて見るリズムパターンでもスムーズに演奏できるようになります。

まさに「リズムを理解して叩く」状態ですね!


◆ <余談> 言葉と体がリンクすると…

言葉と体の反応がしっかり結びついているか確認する面白い方法があります。

例えば、

  • A:スネアのフレーズを叩きながら「タッ ツッ タッ ツッ」
  • B:バスドラムのフレーズを叩きながら「ドッ タッ ドッ タッ」

と歌うのではなく、

歌う内容と実際に叩く楽器をあえて逆にしてみるのです。

試してみると分かりますが、

  • 歌いにくい
  • 叩きにくい

と感じるはずです。

これは、「タッ」と言えばスネア、「ドッ」と言えばバスドラムという認識が、すでに意識と体の中で結び付いている証拠です。

つまり、言葉と動作がしっかりリンクしている状態になっているということですね。


◆ まとめ

ドラムのリズムパターンを歌う練習は、一見地味に見えますが非常に効果的なトレーニングです。

リズムを言葉として理解できるようになると、

  • 譜面の理解が速くなる
  • 新しいパターンを覚えやすくなる
  • 手足の連携がスムーズになる
  • グルーヴ感が向上する

といった多くのメリットがあります。

ぜひ普段の練習に取り入れて、リズムを「叩く」だけでなく「歌える」レベルまで高めてみてください!

次回は 「Fill in(フィルイン)の歌い方」 について解説したいと思います。

お楽しみに♪ 🥁✨

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