皆様、こんにちはo(^▽^)o 今回はVol.1やVol.6でも何度か登場した「拍」についてお話致します!
拍とは⁉
そもそも「拍」とはどんな物なのか?
皆様、説明できます?
・・・・
・・・・
はい!
答えは「拍子」の事ですね!!
「拍子」は中学生の音楽の授業で習うと思います。←「拍子」・・・分かりますよね( ⊙‿⊙)?
はい!分からない方はVol.1を復習しましょう!!
さて、ここからが今回のテーマです!
◇色々な拍
譜例➀は4/4拍子なので、4分音符の位置が「拍」になります!←そうなんです!「拍」とは1小節内の位置の事なんですよね☆
では次はどうでしょうか?
譜例➁のように6/8拍子は1小節の中に8分音符が6個あると言う事ですよね。
ここでの「拍」とは8分音符の位置の事になります。
※要するに「拍」とは〇/〇拍子の分母の音符を基準とすれば良いのです!!
・・・・
・・・・
・・・・
あれ?じゃ次の場合はどうなるの?
譜例➂-a6/8拍子と譜例➂-b3/4拍子は、譜面の書き方(使用する音符)次第では、同じように書く事ができます(書き方に規則はありますが)。
数学的にも6/8を約分すれば3/4ですものね?
例え譜面上の書き方が同じでも、拍は〇/〇の分母の音符が基準になります!!
譜例➂-aには8分音符はありませんが、8分音符の位置が「拍」、譜例➂-bには4分音符はありませんが、4分音符の位置が「拍」なのです!!
仮に譜例➂を載せましたが、基本的(正しくは)にはこのような記譜の仕方はしません!!
通常は次のようになります。
譜例➃のように記譜する事で、aとbは別の拍子と言う事がわかりやすくなります。
実際、6/8拍子と3/4拍子では「リズムの乗り」が違うので、全くの別物なんです!!
◇「表」と「裏」
「表」と「裏」という言葉はドラムを勉強するうえでは欠かせません。
・拍の「表」「裏」
バンドのリハーサル時に「4拍目裏でブレイクしよう!!」とか 「4小節目の3拍目裏からドラムが入る」などと使う事があります。
尚、表の場合は「表」とはつけずに「4小節目の2拍目から〇〇」などと使います。
譜例➄a,bのように、拍の表とは拍のの位置(4/4拍子なら4分の位置、6/8拍子なら8分の位置)の事です!!
逆に、拍の裏とは拍と拍の間の「丁度真ん中」の位置の事です!!
・音符の「表」「裏」
拍の表・裏だけでなく、音符にも「表」「裏」の考え方があります。
譜例➅-aは4分裏を強調して演奏する時の例
これはそのままハイハットを強く叩けば良いので分かりますよね♪
譜例➅-bは「4分裏を感じて演奏しよう」とする時の例
普通に演奏すると「ドン、タン、ドン、タン」になるけど、「4分の裏=8分音符の位置は叩かないけれど、意識して演奏する」なら「ドッ、ウッ、タッ、ウッ、ドッ、ウッ、タッ、ウッ」という感じになります。 まぁ、要するに「乗りの違い」です☆
譜例➅-cは8分裏にアクセントを付ける例です。
8分音符と8分音符の間の位置が8分裏なので、16分音符の2つ目と4つ目の位置の事になります。
あとがき
※「表」「裏」はバンド内でも良く使う言葉だし、ドラムの勉強の上で大事なので覚えておいた方が良いですよ!!
自分の練習としても、位置を把握するのに便利だし、レッスンで沢山使う言葉です☆
単なる言葉ではなく、しっかりとした意味のある言葉なので、この機会に常に気にするようにしましょう🎵
TOMO-Zドラム教室では、基礎から学べるオリジナルテキストを使って音符やリズムの事を詳しく解説しています!
是非、体験レッスンをご受講下さい!! 奈良のドラム教室♪TOMO-Z♪