ドラム講座 Vol.8 「リズムの歌い方-基本編」

今回はリズムを歌う事の重要性を書きたいと思います。
今回もドラム初心者様に特にしっかり読んで欲しい内容です。

みなさんは、ドラムを演奏中にフレーズに失敗する事って有りませんか？
そう言う失敗する時って「そのフレーズをしっかり歌い切れていない」のです。

え？

ちゃんと歌ってるけど、失敗する時が有るって？
いいえ。やはり歌い切れていないんだと思います！
声に出して歌って叩けば良く分かります。

でも、演奏時って心の中でフレーズを歌いますよね。
心の中で歌った事って、自分自身でもちゃんと歌えたか分からないものです。
だから、良く失敗しやすいフレーズは声に出してしっかり体に染み込ませる事が大切です

歌い方基本

まずは歌い方の法則を決めましょう♪
その時々によって歌い方が変わってしまっては、「歌う事によってリズムを把握する」事が困難になりますから☆

上記の歌い方の基本を守って、フレーズを歌っていってみましょう♪

フレーズの歌う練習

では実際にフレーズを歌う練習をしましょう☆

4分音符＆4分休符

先程の歌い方の基本に習うと、4分音符は「タン」、4分休符は「ウン」でした。
なので歌い方は次のようになります。

8分音符と8分休符

まずは歌ってみましょう♪

歌えましたか？

歌い方の基本に習って、8分は「タッ」と「ウッ」で歌うとの事でした。
答えは・・・

16分音符と休符

これも基本に習って歌うと、16分は「タ」と歌います。

次のようになります。

「タタッタ」と言うリズムはリズム音型（ドラム講座Vol.2)の5番目の型ですよね。

上の音符の表記だと細かい音符が分かれていて見にくいので、拍毎にまとめて表記すると
次のようになります。

こう表示すると分かりやすいですね☆彡

ここで非常に大事なところは、「8分音符と16分音符がちゃんと歌い分けれているか」という事です。
しっかり「歌い方のルール」を守っていれば、歌い分けられるようになっています！！

楽譜の読みが苦手！という方はこの歌い分けがしっかり出来てない方が多いです。

念の為、もう一度説明すると、8分は「ウッ」16分は「ウ」ですよ(^^♪

次は16分音符と16分休符の歌い方です☆
基本に従って歌うと・・・次のようになります♪

歌が「タカタカ」表記されていますよね？
これは単純に歌いやすいからです。16分音符ってテンポによってはかなり速くなります。
速いテンポで「タタタタ」と歌うと呂律（ロレツ）が回らなくて歯切れよく歌えません。
ですから、16分音符は「タカタカ」と歌うと便利です！

練習問題

それでは、ここまでで確認できた歌い方にならって、歌う練習をしてみましょう♪

皆さん、歌えましたでしょうか？

答えはこちらで確認できます→ドラム講座Vol.8練習問題答え

あとがき

冒頭にも書きましたが、フレーズを歌う事は非常に重要です！

「音符のリズムを読める＝その音符を歌える」という事なんです。
叩きたい楽譜のリズムが歌えなかったら・・・おそらく同叩いて良いか分からないはずです。
でも歌えるなら、その歌のリズム通りに叩けば良いだけです☆彡

今回はリズムの歌い方－基本編をお話しさせていただきました♪
この機会にドラムの演奏する時は是非リズムを歌っていきましょう☆彡

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