皆様、こんにちは(*^^)v

今回はドラムビートの中でも一番多く使われる『8Beatの叩き方』についてレクチャー致します☆

ドラム講座Vol.1~4までで一通り、リズムの基礎からドラム譜の読み方まで説明致しました。
今回は復習も織り交ぜながら、色々な『8Beat』を紹介して行きたいと思います。

8Beatとは?

まずは『8Beat』について。

8Beatとは・・・8分音符を基調としたリズムパターンの事で、主に8分音符で構成される。
      ロックからジャズ、クラッシックまで幅広く使われる代表的なビートです。

ポピュラーミュージックでは一番良く使われるので、 『8Beatさえ叩ければ殆どの曲が叩けてしまう』と言っても過言ではない位、重要なリズムパターンです☆

シンプルな8Beatから練習しよう♪

ドラムを独学で始めた方は、好きなアーティストやバンドのコピーから練習する事が多いと思います!
特に、高校などで軽音部に入部してバンドを組み、「メンバーと話し合って決めた曲を練習する」と言う状況も多いでしょう。
そういう状況の場合、ほとんどの曲が(初心者さんにとっては)難しいんですよね。
いきなりその曲のリズムパターンを出来るようになろうとしても、難しすぎて挫折してしまう方も居るかと思います。

そうならない為に、まずは一番シンプルな8Beatから始めるのがオススメです♪

まずは、この8Beat から🎵

8Beatの説明写真①
図A 8Beatやってみよう1

当ブログの今までの記事をお読み下さってる方はすでにご存知の通り、「×」の音符は8分音符で右手HHを叩きます。叩くタイミングが分かり易いように、ここではあえてこの8分音符4つ分(2拍分)毎に「1,2,3,4」と番号を付けます。
始めのうちは口で1,2,3,4、1,2,3,4と歌いながら右手を動かすと良いでしょう(#^.^#)
そして1と3の所にバスドラム(足)を踏みます。さらに3の所は左手SN(スネア)も叩きます。
つまり、3は右手と左手と足を同時に鳴らすと言う事です。

ともひろ

あれ?? このリズムパターン知っていません??

そうです!! 前回ドラム講座Vol.4-2でやりましたヨネ(^0_0^)    復習でした(笑)

基本の8Beat パターン②

8Beatの説明写真②
図B 8Beatやってみよう2

次のパターンは図Aと殆ど同じですが・・・バスドラムが少ないですよネ?
3の位置は足はお休みで、HHとSN(右手と左手)を同時に叩く事になります☆

これらの図AとBのパターンは8Beatの本当に基本となるパターンです。あらゆる曲に使用できますよ~♪~(´ε` )

バスドラムのバリエーション

ここまでシンプルなビートでしたが、曲によってはもっと変化が欲しい為、バスドラムの位置を色々変化させていきしょう!

8Beatの説明写真③
図C バスドラが連続するパターン

手のパターンは図A、図Bと同じです。

同じよに右手の叩く位置に1,2,3,4,1,2,3,4と番号を付けて行きましょう。
すると、足を踏むのは1,4,1,4と言うのがわかります。
しかも良く見ると、前半1,2拍をひと塊まりとすれば、後半3,4拍も同じです。
このパターンの難しい所は、このパターンを続けると・・・今叩いているのが、「1,2拍の塊まりなのか」「3,4拍の塊まりなのか」が分からなくなる所です。
しっかり、数えながら叩きましょう(^0_0^)

練習のコツ☆

ドラムの練習方法として大事なのが、声を出してリズムを歌う事です。
ドラムの歌についてはまた今度詳しく書きますが、ここではリズムパターンの歌い方について書いておきます。

バスドラが連続するパターン

8Beatの説明写真④
図C バスドラが連続するパターン

HHを「ツ」又は「チ」、SNを「タ」と歌います。手のパターンだけを歌うと「ツツタツ、ツツタツ」となります。
バスドラムを「ド」と歌います。足も入れたパターンを歌うと「ドツタド、ドツタド」←※分かり易いように前半1,2拍と後半3,4拍との間に「、」を入れて有りますが、実際歌う時は区切らず続けて歌いましょう☆

1、2拍と3,4拍でバスドラムが違うパターン

8Beatの説明写真⑤
図D 1、2拍と3,4拍でバスドラムが違うパターン

図Dは1,2拍と3,4拍は違うパターンですね。
またわかり易いように、数字を振ってあります。バスドラを踏む数字に〇を付けた方が分かりやすいでしょうか。
もちろん、手のパターンはこれまでのと同じですね。
バスドラムの位置は1,4,2です。
練習のコツは前半1,2拍の塊まりと3,4拍の塊まりをそれぞれ別々に練習して、出来るようになったらそれらを繋ぎ合わせると言った方法も良いですよ☆

歌はこうなります。「ドツタド、ツドタツ」(^0_0^)
皆様、歌ましたか?

ともひろ

では、どんどん参りましょう!!

ロックドラム王道パターン

8Beatの説明写真⑥
図E ロックドラム王道パターン

今度も手のパターンは同じです。
前半1,2拍はもう番号振らなくても出来ますよね?図Bのパターンと同じですからネww
後半は分かり易いように番号振ってもいいでしょう。
そうすれば後半は1,2の所にバスドラムですねo(^▽^)o

歌・・・「ドツタツ、ドドタツ」(*^^)v

慣れて来たら、テンポ上げて叩いてみましょう♪

ほらっ、よく聴いた事あるドラムの感じではありませんか??

そうなんです!このパターンはロックドラムの王道とも言うべきパターンで、ロックではめっちゃ良く使います。
それに、めっちゃクールでカッコイイパターンだー!!っと僕は思います♪

ともひろ

よーし、次のはどうだー!!!

バスドラムを変化させてバリエーションを増やそう♪

8Beatのバリエーション

8Beatの説明写真⑦
図F 8Beatのバリエーション

さぁ、ここまでくれば番号振らなくても、できるようになって欲しい(^0_0^)
やり方は分かりますよね?? パターンを歌いましょうネ(^ω^)

この3つのパターンはすべて繰り返す(リピート)時、バスドラムが連続で踏まないといけませんので注意が必要です。

それから、一番下のパターンは良くみると・・・左手(SN)の位置以外はすべてバスドラムを踏むと考えれば、分かりやすいですよね。しかし、図Cのパターンと同じく、前半1,2拍と後半3,4拍が同じパターンが続くので、しっかり数えながら叩く必要が有ります☆彡

今回紹介した8Beatのパターン以外にも沢山パターンは有りますが、今回紹介した分が基本の8Beatになりますので、しっかりマスターしましょう🎵

まとめ

さて、これで8種類の8Beatを紹介致しました。
皆様、お気づきになられましたでしょうか?

この8種類の8Beatはすべて手は同じパターンです。
実は、『手のリズムパターン』と言うのはこのパターンが一番多く使われます
すなわち、バスドラムの位置だけを変えるだけで、幾通りものリズムパターンを作る事ができるのです☆☆

色々バスドラの位置を変えてチャレンジしてみて下さい☆

ネ? ドラムって以外と簡単でしょ??

次回は練習には欠かせないメトロノームについて解説したいと思います☆

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