皆様、こんにちは。TOMO-Zドラム教室講師の島田友博です☆
今回は、基礎中の基礎として、「8分音符の音型」と「16分音符の音型」を解説したいと思います♪
ここら辺が完璧に理解できてるのと出来てないのとで、楽譜に対しての意識が大きく変わりますので、
是非、今回を学んでください♪
音型とは?
音型とは音符の決まりきった型です。
正式には音型と言う言葉は有りませんが、僕は「決まりきった型」として説明しています。
その名の通り、そのまま覚えてしまうフレーズの型と思って頂ければ大丈夫です☆
その型は「8分音符系5種類」と「16分音符系5種類」です!
では、行ってみましょう♪
8分音符系
8分音型①

これは1小節内全てが8分音符になっている基本型ですね。これ基準にして考えていきます。
手順はR(右)L(左)の交互順番(オルタネートと言う)です。
8分音型②

次は4分音符と8分音符が順にくる型です。8分音型①を基準にして考えると①の2打目のLが休みになっている型なので、手順はR RL となります。
8分音型③

今度は8分音型②と反対になっていて、8分→4分と並んでいる型です。これも8分音型①を基準にすると①の4打目のLが休みの型です。手順はRLR となります。
8分音型④

音型④は一打目が休みになっている型です。8分音型①を基準にして、1打目のRが休みになるから、手順はLRLになります。最初は足だけになりますね♪
8分音型⑤

最後⑤は手順に要注意です。特に右利きの人はRL Rって叩いてしまいがちです。この音型は8分音型①の3打目のRが休みになった型です。ですから手順はRL Lが正しいです。
8分音型のまとめ
8分の音型5種類を比べて並べて楽譜を見て下さい♪
先程の手順の理屈や音型①を基準にしている考え方が分かりやすいのではないでしょうか?

このように縦に並べると分かりやいですね。一番上の基本型の1234はRLRLの手順です。
下段をそれぞれ見ると縦の点線の所に音符が無い箇所は手順を飛ばすと考えます。
こう見るとどの手順が休みなのか分かりやすいでしょ?
今回では音型5種類の手順について説明していますが、この手順が大切なんです。
この手順は小節内で右手から始まり、左手で終わる手順になっています。
特に次に紹介する16分音符の音型で、効果が高いので手順もしっかり身につけましょう☆
16分音符系
次に16分音符の音型5種類を解説したいと思います。
ここで!!
重要なのが、先程紹介した8分音型とほとんど共通しているという事です!
ですから、また追加で5種類を覚えないといけないかと言うと、そうでは無いのです。
8分音型を倍にして考えるだけで16分系5種類を網羅できます♪
ここでは分かりやすく、8分系と16系を比較しながら紹介したいと思います♪
16分音型①

16分音型①はRLRLと1拍中に4打叩く基本型です。
ここで重要なのが、上にある8分音型①との比較です。フレーズ的にはRLRLと同じですが、バスドラ1打(1拍)に対して手の打数が違いますね。この関係性さえ完璧に理解できていれば、新たに音型5種類を覚える必要なく、8分音型と同じ手順と音型と認識すれば良いのです♪
次の音型②以降はサラッと解説します。
16分音型②

16分音型②はR RLの型です。8分音型②はバスドラ2打中にR RLと叩くのに対して、バスドラ1打(1拍)中でR RLと叩きます。
ね? ほぼ同じでしょ?
16分音型③

16分音型③はRRLと叩く型です。8分音型③と比べて…バスドラとの関係性が違うだけですね☆
16分音型④

16分音型④はF(バスドラ)LRLの型ですね。 16分音符はテンポが速くなれば、このフレーズは難しくなります☆
でも、その分リズムトレーニングの要素満載です♪
16分音型⑤

16分音型⑤はRL Lの型です。 これは8分音型⑤より叩きやすく感じる型もおられるかも。
バスドラと右手はただ4分音符を叩くだけ(全く同じ動き)。あと左手を入れるだけです。
左手のタイミングがわかれば簡単でしょう☆
16分音型まとめ
16分音型でも縦に並べた一覧譜を確認しましょう♪

こうやって手の型だけをみると、8分音型と全く同じですよね☆
何度も言いますが、足(バスドラ)に対する手の関係性が違うだけで、あとは全く同じなんです!
練習
上でも説明したように、今回は音型と手順を解説しました。
この手順は1小節内を右手から始まって左手で終わる手順になっているので、繋げて演奏しても毎回右手から始まるようになっています。
では、8分音型5種と16分音型5種を練習してみましょう♪
8分音型練習

16分音型練習

あとがき
皆様、如何だったでしょうか?
今回は音符の基礎として、音型を解説しました。
フレーズは基本的にこれらの音型を組み替えて作られています!
言い換えれば、これらの音型を完璧に叩けるようになれば、色んなフレーズを叩けるという事です!!
まずは、この基礎を完璧にしましょう♪
TOMO-Zドラム教室では、基礎から学べるオリジナルテキストを使って音符やリズムの事を詳しく解説しています!
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