皆様、こんにちは。
今回もリズムの歌についてです。
前回Vol.10でリズムパターンに歌い方について書きました。
今回は「Fill inもしっかり歌って叩こう」という内容です!
楽器毎に歌い分けよう♪
リズムパターンでは、ハイハット、スネア、バスドラを歌い分けましたが、Fill inでは、シンバル、タム、スネア、バスドラ等を歌い分ける必要があります!
はい!では恒例のようにまずは図AとBからご覧ください(笑)

図A

図B
AとBは同じ音型のフレーズです。※同じ音型とは、4分音符や8分音符等の配列が同じという事。Aはスネアのみのフレーズですから、歌うと・・・「タッタッタカタッタン タン」 ですね。
Bはタムにも叩き分けされているフレーズです。
さて、ここからが本題です。
でも、これを単に「タッタッタカタッタン タン」と歌ってはタムの感じが出ませんよね。
だから、タムも歌い分ける必要があります☆
タムは「トン」、「トッ」、「ト」で表現すれば良いでしょう☆彡
それでは、タムも歌い分けて、図Bを歌ってみましょう。
答えは…「タットッタカトッタン トン」 となります。
でも、タムにはそれぞれ音程がありますよね?もし、タムにも音程感を付けて歌えるなら、その方がよりフレーズを叩いた音に近くなるでしょう。
もっと色々なフレーズを歌ってみよう♪

図C-①
図Cの①ではタムに16分音符が使われています。スネアで16分音符は「タカタカ」と歌いますよね。それをタムとして歌うには、「トコトコ」と歌えば良いです!
すると全体的な歌は「タカタカトコトコタッタッタン」です。

図C-②
②はタム回し王道フレーズですね!タムに音程感を付けて歌いましょう!歌うと…「タカタカトコトコトコトコトコトコ」です。

図C-③
③は8分音符と16分音符のフレーズです。8分音符は「ッ」を付けて歌う事が大切です! 歌うと… 「タットコトコタットコトコタン」です。
シンバルも歌で表現しよう!
クラッシュシンバルを交えたフレーズなら、シンバルとして歌わないとそのフレーズの感じが出ませんよね。
クラッシュシンバルは「ジャン」とか「シャン」、「ヅッ」等で表現すれば良いでしょう☆

図D-①
図Dの①は4分音符のシンバルは「ジャン」、8分音符のシンバルは「ジャッ」と歌いましょう♪すると歌は…「ジャン タカタカジャッタカタカトッ」になります。

図D-②
②は16分音符のシンバルです。これを「ジャカタカ」と歌っても良いのですが、歌いにくくないですか?そこで「ヅカタカ」と歌えば歌いやすくなります!歌は…「ヅカタカヅッヅカタカヅットコトコ」となります。
皆様いかがだったでしょうか?
一応こちらに今回の楽譜の歌い方をまとめました。参考にして下さい。
前回のVol.10と今回のお話で「リズムパターンとFill inと両方を歌う」事を書きました。
是非、リズムパターンもFill inも歌いながら叩くようにして欲しいです!
どんなフレーズでも『歌う事ができるなら、その歌をドラムの音に変えれば良いだけです!!』
しかし!!『歌う事ができなければ、そのフレーズがどんなリズムなのか分からない』と言う事です!
このブログで「こう歌う」と書きましたが、最終的には歌い方は個々の自由です!!自分に合った歌い方を見つければ良いのです♪
それではまた~☆彡