皆様、こんにちは。 前回(Vol.9)で「リズムの歌い方」をレクチャーしました。 今回はその発展で、「8Beatなどのリズムパターンもしっかり歌おう」をテーマに書きたいと思います♪
◆8Beatの歌い方
譜例①
譜例①は8Beatの基本リズムパターンですね。
ここで、ハイハットは「ツッ」または「チッ」
スネアは「タッ」
バスドラムは「ドッ」
と歌う事にします!
手と足が重なってる箇所は足を優先して歌います。
スネアとハイハットが重なってる箇所はスネアを優先。
すると、歌は「ドッ ツッ タッ ツッ ドッ ツッ タッ ツッ」となりますね。
間に小さい「ッ」を入れてるのは、8分音符の流れで歌いたいからです!
前回(Vol.9)で8分音符は小さい「ッ」を入れて歌う、と紹介しましたよね♪
譜例②
譜例②も8Beatの基本リズムパターンです。
しかし、このパターンと譜例①のパターンを歌い分ける事はできません。
なぜなら、譜例②のスネアとハイハットとバスドラが重なってる箇所をバスドラ優先にしてしまうと…..「ドッ ツッ ドッ ツッ ドッ ツッ ドッ ツッ」となってしまいますよね。
これでは8Beatの感じには聞こえません。
ですから、ここは、「ドッ ツッ タッ ツッ ドッ ツッ タッ ツッ」と歌うしか無いです(>_<)
譜例③
もちろん譜例③のようにスネアがない時は「ドッ ツッ ドッ ツッ ドッ ツッ ドッ ツッ」でその感じが表現出来ていますよね。
このようにリズムパターンを歌うと、色々なパターンを歌う事が出来ます!
◆さまざまな8Beatの歌い方
譜例④
譜例④を….
・手と足が重なってる箇所は足を優先で「ドッ」
・スネアとハイハットが重なってる箇所はスネアを優先で「タッ」
に習って歌うと….
a.「ドッ ツッ タッ ドッ ドッ ツッ タッ ドッ」
b.「ドッ ツッ タッ ツッ ドッ ドッ タッ ツッ」
c.「ドッ ツッ タッ ドッ ツッ ドッ タッ ツッ」
d.「ドッ ドッ タッ ドッ ドッ ドッ タッ ドッ」
と言う風になります。
※練習の時は、慣れるまでこのように、声に出して歌いながら叩きましょう!
それを続けていると、その内(結構早く)声に出さなくても自然に歌えるようになります!
しかも!! 「ドッ」と言ったら足が、「ツッ」と言ったら右手が、「タッ」と言ったら左手が 勝手に反応してくれるようになります!
そうなれば、初めて叩くリズムパターンでもすんなりと叩けたりしますよ☆
<余談>
言葉と体の反応が十分リンクしていると…
譜例⑤
譜例⑤の a.を「タッ ツッ タッ ツッ」
b.を「ドッ タッ ドッ タッ」
と歌いながら、楽譜通りに叩いてみて下さい(^_-)-☆
要するに、歌と叩く楽器が逆になってる状態で叩くと言う事です!
すると、かなり、歌いにくい and 叩きにくかったと思います♪
それは、ちゃんと言葉と意識と体のリンクがなされているので、「タッ」と歌えばスネアを叩きたいし、「ドッ」と歌えばバスドラを踏みたくなるからです!
次回は「Fill in の歌い方」を書きたいと思います♬