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ドラムレッスン 楽譜

ドラム講座 Vol.12 『3連符の練習』

投稿日:2020年6月10日 更新日:

皆さん、こんにちは!TOMO-Zドラム教室の島田友博です!

今回は苦手な人が多い、3連符について解説致します!
なぜ3連符が苦手なドラマーが多いのでしょうか?

それは恐らく、奇数の音符だからだと思います。「3」と言う数字は整数では割り切れない数です。ドラムにおいては左右の手でフレーズを叩く事が主ですよね。腕は2本しかありません。「3」を叩く時、左右交互の手順ではスタートの手が入れ替わってしまう為、スッキリしないからでしょう!

今回の解説で、3連符の練習の仕方をマスターして、3連を得意になってもらえたら嬉しいです♪

では、行ってみましょう🎵

3連符とは!?

3連符は1拍を均等に3分割した音符です。つまり、均等に3打叩く事になります。
1打ずつ数える場合、数えるスピードが(1,2,3,1,2,3)という風に一定になります。16分音符系のリズム(タカタッ、タッタカ、タカッタ)みたいに3打叩く場合は3連符とは言えません。

単なる3打のリズム

1拍中に3打叩くリズム

上の楽譜はa.b.c.それぞれ1拍中に3打叩くリズムです。こういったリズムは3打の速さが均等では無く、16分の速さだったり、8分の速さが混在していますので、「連符」と言いません。

連符とは⁉

では、連符とはどういうリズムなのでしょうか。
それは、叩く速さが一定のリズムです。3打叩くなら3連符、5打叩くなら5連符になります。

2連符、4連符は無いの?

「叩く速さが一定のリズム」なら何でも連符と呼べるのか?

この疑問については楽典的には呼ばないかもしれませんが、通常の4分音符は1拍中に1打、8分音符は1拍中に2打、16分音符は1拍中に4打、均等に叩くリズムですよね。
なので、4分音符=1連符、8分音符=2連符、16分音符=4連符と呼ぶ事もできますね♪

左の楽譜はそれぞれ単純に4分音符、8分音符、16分音符です。叩く速さが変わらないの連符とも呼べますね。

3連符の説明

連符とは一定の速さで叩くリズムなので、3連符は「1拍中に一定の速さで3打叩くリズム」です。

では、その楽譜を見てみましょう🎵

上の楽譜のように、3連符は8分音符を3つ繋げてその上に数字の「3」を書きます。1打1打のスピードは一定なので、数え方は(1,2,3,1,2,3)と言う風になります。

3連符の練習

では、実際に3連符を叩いて練習してみましょう♪

冒頭にも書きましたが、3連符は左右の手で交互に叩くとスタートの手順が入れ替わっていきます。なので、必ずバスドラを4分で踏んで練習しましょう。
バスドラと同時に叩く手が右手なのか左手なのかを把握しながら叩く事が大切です。

3連符の練習の仕方

上の楽譜のように、バスドラと手が一緒になる所を確認しながら叩きます。
そうすると、足と一緒になるのが右手→左手→右手・・・という具合に入れ替わっていく事が良く分かります。

特に利き腕と反対の手がバスドラと一緒になる時にずれていきやすいです。

3連を叩いていると、途中で3連の流れが分からなくなる場合は、大抵この利き腕と反対の手がバスドラとずれてしまう事で、「3」の流れが崩れてしまう事が多いです。

手順はオルタネートで!!

3連符を叩く時の手順として、先程は左右交互の手順で説明しました。

でもちょっと待って!

交互の手順のより、右利きならRRL(右右左)の手順の方が分かりやすいし&やり易いじゃん?

と思って方もいるかと思います。

もちろんその様な手順で演奏する事も必要な時がありますが、ドラムの基本手順は左右交互の手順なのです。

この左右交互の手順の事を「オルタネートスティッキング」と言います。
ドラムレッスン中にも、「このフレーズはオルタネートで叩いて」と言う風に使いますよ☆

ではなぜオルタネートスティッキングがドラムの基本手順なのかと言うと、オルタネートスティッキングは理にかなった手順だからです。

ドラムに於いて、フレーズを「右手(利き腕)から叩き始めて左手で終わる」となれば、次の拍の頭を右手(利き腕)から始める事ができますよね?
フレーズ(Fill in)を叩いた後は大抵リズムパターンに戻ります。
リズムパターンを叩く時、右手から始めるとやり易いでよね。

ちょっと下の楽譜を見てみましょう。

Fill inをオルタネートで叩く

オルタネートでフレーズを叩く

上の楽譜はリズムパターンからFill in(フレーズ)を叩いて、次にリズムパターンの先頭のクラッシュシンバルを叩くようになっていますね(ドラムってこういう状況ばかりですね笑)。
上の楽譜に書かれた手順(オルタネート)で叩くと、フレーズの最後は左手になるので、すぐに右手でクラッシュを叩く事ができます!

次の楽譜を見てみましょう☆

オルタネートで叩く小節の繋ぎ目

オルタネートで叩くフレーズ

上の楽譜はオルタネートスティッキングを守って叩いたフレーズです。
オルタネートで叩くと小節の頭は右手(R)で最後は左手(L)で終わります
だから次の小節の頭はまた右手から始められます♪

<下の段の3連符のフレーズの手順について>
( )が付いた所は休符の箇所です。休符も(叩きませんが)手順は進むと考えていきます。
特に3連符は奇数なので、手順のせいで小節の最後が右手→次の小節の頭を急いで右手で叩くという非効率な演奏になる事がありますので、基本はオルタネートで叩けるようにしておく事で、非常に便利になります!

良く使う3連フレーズ

次は3連のフレーズで使用頻度が高くて、型として知っていれば役に立つフレーズを紹介したいと思います!

基本はスネアで(手順も含め)練習して、その後タム等へ応用すると良いです。

それではいってみましょう♫

1.知っていると役に立つ3連フレーズ①

役に立つ3連フレーズ① ボレロ

上の3連フレーズは「ボレロ」という一つの有名なリズムパターンになっています。ラヴェルという作曲家の曲で有名ですよね。
このフレーズは上記の手順で演奏すると小節の頭が右手になるので、リズムが安定します。

ラヴェルのボレロです。スネアドラムから超ピアニッシモからスタートって激難しいですね(笑)

2.知っていると役に立つ3連フレーズ②

役に立つ3連フレーズ②(タッタタカタ)

上のフレーズは「タッタタカタ」という型として覚えると便利です。
このフレーズはロックでもジャズでも使えるので自分の引き出しとして持っておくと重宝しますよ♫

ここで注意なのが、出だしはR→Lと行きたくなる所をR→Rと叩く事が大切です。でないと、3拍目が左スタートになってしまうからです。

実践での使用例

この「タッタタカタ」フレーズを演奏の中でどのように使うか見てみましょう♪

実践‼タッタタカタフレーズ

もちろんスネアのままでもフレーズとして使用する事もできますが、ここでは頭をシンバルに、2打目をタムに変えて使用した例です。

3.知っていると役に立つ3連フレーズ③

役に立つ3連フレーズ③

上のフレーズは形としてはボレロの2小節目のフレーズと一緒ですが、ボレロは2小節のあの形まるまるで覚えるものです。
この上のフレーズは単体で使用する時として覚えます。
注意点としては、やはり2拍目が右手から叩きたくなる所ですね。
2拍目を右手から始めると最後が右手になるので、次の小節の頭が非常に叩きにくくなります。とっさに「右手で終わって右手で始める」ような慌ただしい叩き方になってしまうでしょう。

実践での使用例

ではこのフレーズの使いどころを見てみましょう♪

Is’nt she Lovely

上の使用例はスティービーワンダーのIs’nt she Lovely という曲のキメの部分のドラムパートです。セッションとかで良く演奏される曲なので、このシーンのキメには持ってこいのフレーズですよ!2小節目の直前は「F」=バスドラです。

Is’nt she Lovely 良い曲ですよね(^^♪

4.知っていると役に立つ3連フレーズ④

役に立つ3連フレーズ④

次のフレーズは「タカタタン」です。
このフレーズも使用頻度が高く、重宝します。
右手からスタートして左手で着地する感じで使います。

実践での使用例

では、実践での使用例を見てみましょう♪

実践‼タカタタンフレーズ

上の楽譜のように、スネア(SN)→1stタム→フロア→SN で一つの型として使えますよ♪
さらに倍の速さに変換して次のような使い方もオススメです!

実践‼タコトタンフレーズ

このように1拍にハメる事が出来て、クールなフレーズになります!

手足のコンビネーションフレーズ!!

次は3連符を手と足に振り分けて使用するフレーズです。
3連の手足のコンビネーションは足のコントロールが難しいので、ゆっくりから徐々に慣れていきましょう♪

それではいってみよう🎵

1.コンビネーション王道フレーズ基礎編

手足のコンビネーション基礎

上の楽譜はR→L→F(足)を3連で叩くフレーズです。先程も言いましたが、足のコントロールが難しいフレーズですが、めっちゃカッコよくて使えるフレーズです!
しかも、Bothトレーニングと並んで、手足のバランス、重心バランスを整える練習にもなりますので、基礎トレーニングとしても効果大なんです!!

2.コンビネーション王道フレーズ発展①

手足のコンビネーション発展①

先程のフレーズをSN(スネア)とタムに振り分けた発展形です。
SNだけで叩く基礎形よりも、タムとバスドラの音が似ている為、より難しくなります。頑張ってものにしましょう(^_-)-☆

3.コンビネーション王道フレーズ発展②

手足のコンビネーション発展②

上の楽譜は、先程、発展させたフレーズを3拍で一塊にした型です。
このフレーズはこの型として覚えてしまうと非常に便利ですよ☆

4.破壊力満点!爆発的フレーズになる!

手足のコンビネーション発展③

上記のように、3.で出来上がったフレーズを倍テンにして速いテンポで使用すると、「ゴーーー」というような爆発力のあるフレーズになります!
迫力あるフレーズをはめたい時に重宝するフレーズですね(^^♪

【まとめ】

3連符について長々と解説しましたが、3連符が苦手な要因は

奇数だから難しいフレーズが右手と左手、どちらで解決するか決めていない

これがすべてだと思います。

途中、「手順」の事に触れていますが、これが『フレーズが右手と左手、どちらで解決するか決めていない』解決する糸口になります!
是非、役立てて頂けたらと思います(^^)/

今回紹介したフレーズもかなり使用頻度が高いものばかりですので、フレーズまるまる覚えると便利ですので、沢山使って、手癖にして下さい(笑)

TOMO-Zドラム教室では、基礎から学べるオリジナルテキストを使って音符やリズムの事を詳しく解説しています!
是非、体験レッスンをご受講下さい!!   奈良のドラム教室♪TOMO-Z♪



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